Tポイントから生まれ変わったVポイントは、全国のコンビニや飲食店などで利用できる共通ポイントサービスです。実店舗とオンラインの両方で使えるため、利便性の高いポイントサービスとして人気を集めています。
本記事では、Vポイントが貯められるVポイントカードやアプリについてたっぷり解説します。おすすめのVポイントが貯まるクレジットカードも紹介するので、Vポイントについて詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
Vポイントカードは、全国のVポイント提携先のお店やサービスで使えるポイントカードです。貯まったポイントは、商品の購入や景品との交換などに使えます。
リアルなカードの他に、スマートフォンで使用できるモバイルVカードもあります。いずれも年会費や発行手数料は無料なので、気軽に発行可能です。
Vポイントカードの作り方について詳しく知りたい方は、「Vポイントカードの作り方 」をチェックしてみてください。
これまで、青と黄色の「T」がデザインされたTカードで、Tポイントを貯めていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。Tポイントは、2024年4月22日にSMBCグループのVポイントと統合し、青と黄色の「Vポイント」としてリニューアルしました。
また、現在お使いいただいているTカードはそのままVポイントカードとして使用できます。ただし、今後新たに発行されるカードはTカードではなく、Vポイントカードになります。
お使いいただいているTカードを使った場合も、貯まるポイントはVポイントです。これまでに貯めたTポイントも、自動的にVポイントに変わっています。なお、TポイントをVポイントに変えるための手続きは必要ありません。
Vポイントカードはデザインが豊富にあり、好きなものを選んで発行できます。
人気のキャラクターやアニメ作品、アーティストなどをテーマにしたさまざまなデザインがあります。選んだデザインは通常のリアルなカードだけでなく、モバイルVカードでもスマートフォンアプリ上で表示可能です。
一部は予約制で、現在は受付終了になっているものもあるため、確認したうえでデザインを選択してください。2025年2月時点で購入できるデザインの一部を、以下で紹介します。
この他にも人気のデザインが多数あるので、FAN+Lifeの公式サイトで確認してみてください。
2025年2月4日、「Vキセカエ」サービスが始まりました。
Vキセカエとは、Vポイントアプリからお気に入りの着せ替えを購入することで、モバイルVカードのデザインを変更できるサービスです。Vキセカエは、Vポイントやクレジットカードで購入できます。
以下の手順でVキセカエを利用できるので、モバイルVカードのデザインを好きなものに変更したい方は設定してみてください。
リアルなカードでもモバイルVカードでも好きなデザインを選べるうえに、アプリでは自由にVキセカエも設定できます。Vキセカエなら自分好みに何度でも自由に着せ替えて楽しむことができるので、デザインをカスタマイズしたい方も満足できるでしょう。
Vポイントカードは、スマートフォンアプリ・インターネット・全国のお店で発行できます。スマートフォンでVポイントカードを発行したい場合は、Vポイントアプリをダウンロードし、規約を確認してからログイン方法を選んでください。
すでにVポイントカードを持っていれば既存のカードを引き継いで設定ができますが、新たにカードを作る場合は「新規登録」を選択しましょう。画面に表示される案内に沿って入力して本人確認をすると、すぐにモバイルVカードの登録が完了します。
インターネットの場合、Vポイントサイトに新規登録すれば発行できます。キャラクターやアーティストなどのデザインを選んでリアルなカードを作りたい場合は、FAN+Lifeの公式サイトから購入しましょう。
Vポイントは、さまざまな方法で貯めることができます。
Vポイントの貯め方について、以下で詳しく解説します。
Vポイント提携店で買い物をすると、Vポイントが貯まります。
提携店舗で買い物をしたら、支払い時にリアルなVポイントカード、またはアプリからモバイルVカードを提示してVポイントを貯めましょう。
Vポイントが貯まるお店は豊富にあるため、公式サイトで確認してみてください。
実店舗での買い物だけでなく、オンラインショッピングでもVポイントを貯めることが可能です。
Vポイントモールを経由したネットショッピングで効率的にVポイントを貯めましょう。Vポイントをサクサク貯められるVポイントモールは、こちらから利用できます。
Vポイントが貯まるクレジットカードを使って買い物をすると、決済金額に応じてVポイントが貯まります。
例えば、三井住友カードはVポイントを貯められるクレジットカードです。Vポイント提携店では、支払い時にモバイルVカードを提示したあとに三井住友カードで支払えば、Vポイントの2重取りができます。
Vポイントが貯まるクレジットカードを使ってポイントを貯める方法について、詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。
定期的に実施されるキャンペーンや特典を利用すれば、お得にポイントを獲得できます。
抽選に参加するとVポイントが当たったり、条件を達成すれば確定でVポイントがもらえたりするので、参加できそうなキャンペーンがあれば利用してみるのがおすすめです。
開催されるキャンペーンは時期によって異なるため、こちらで最新情報を確認してみましょう。
支払いに使うことでVポイントを貯められるクレジットカードを持っていれば、効率的にポイントが貯まるのでお得です。
以下のクレジットカードで決済すると、金額に応じてVポイントが貯まります。主なカードをまとめていますので、確認してみてください。
各カードの詳細については、公式サイトから確認できます。ここでは、代表例として三井住友カード(NL)とOlive一般をご紹介します。
三井住友カード(NL)は、入会金や年会費が永年無料なので、気軽に使い始められます。
ポイント付与レートは、決済金額200円(税込)で1ポイントです。対象のコンビニや飲食店でスマホのタッチ決済を利用すると、最大7%のポイント還元を受けられます。
三井住友カード(NL)は、「ナンバーレスカード」で、カードにカード番号等の情報が印字されていないため、盗み見を防げます。セキュリティ面が気になる方も、安心して使えるでしょう。なお、カード番号や有効期限等を確認するには、アプリを利用します。
三井住友カード(NL)に申し込む場合、通常発行と即時発行のどちらかを選べます。即時発行は、ネットで申し込むと最短10秒でカード番号が発行されるので、すぐにカードを使いたいときに便利です。
三井住友カードの詳細を知りたい方は、こちらをチェックしてみてください。
Oliveは三井住友フィナンシャルグループが提供しているモバイル総合金融サービスです。専用のOliveアカウントを作れば1つのアプリで口座や決済、証券、保険、ローンなどのサービスをまとめて管理・利用できます。
Oliveは3つのランクに分かれており、一般はスタンダードなランクです。Oliveアカウントを作成すると、クレジット・デビット・ポイント払いモードを切り替えできる機能と、キャッシュカードの機能を1枚に集約したカードが発行されます。
Olive一般は、年会費が永年無料です。ポイント付与レートは決済金額200円(税込)で1ポイントですが、条件を達成すればポイント還元率はさらに高まります。
対象のコンビニや飲食店でスマホのタッチ決済をすると、通常であれば7%のVポイントがもらえます。さらに、条件を達成すると最大20%還元されるため、Vポイントを積極的に貯めたい方におすすめです。
カード番号がカードに印刷されていないナンバーレスデザインなので、盗み見を防止して安全に使えるでしょう。Olive一般カードについて詳しく知りたい方は、こちらを確認してみてください。
貯まったVポイントは、Vポイント提携店舗でのお支払いに使えます。Vポイントが使えるお店は豊富にあるため、以下で代表的な店舗をご紹介します。
上記の他にも、多くのお店でVポイントを使ったお支払いが可能です。Vポイントが使えるお店は、公式サイトでご確認ください。
Vポイントカードで貯めたVポイントは、前述の提携店舗で「1ポイント=1円分」として使えます。Vポイントをたくさん貯めることができれば、日々の支払いに使えてお得です。
Vポイントは、他にも以下のような使い方ができます。
それぞれの使い方の詳細を確認しましょう。
Vポイントは、他社が提供するポイントに交換できます。Vポイントの他に貯めているポイントがある場合は、それぞれを貯めて交換したうえで使うのも良いでしょう。
Vポイントを交換できる他社ポイントのうち、代表的なものは以下のとおりです。
ポイントの交換可否や交換レートなどの詳細は、公式サイトでご確認ください。
Vポイントカードで貯めたVポイントは、景品と交換することもできます。以下のようにさまざまなジャンルの景品と交換できるため、必要なポイント数を確認して目標を決め、Vポイントを貯めてみてください。
景品の詳細は、こちらで確認できます。ご紹介した以外にも景品が豊富にあるため、チェックしてみてください。
貯めたVポイントは、投資や運用に使うことも可能です。
SBI証券の証券総合口座を開設している場合、投資信託や国内株式の購入金額にVポイントを充てることができます。Vポイントは「1ポイント=1円分」として投資に利用できるため、まとまった資金がなくても投資を始めることができます。
さらに、保有している投資信託の金額に応じて毎月Vポイントが貯まるのも特徴です。投資をしながらVポイントを貯めて、貯まったVポイントでさらに投資することも可能です。また、Vポイントで購入した投資信託を売却(換金)した場合、すべて現金で受け取ります。
貯めたVポイントを投資で有効活用したい方は、公式サイトで詳細を確認してみてください。
また、コースとポイント数を選ぶだけでVポイントの運用ができるサービスもあります。口座開設などの手続きは不要ですぐに始めることができ、運用中のポイントは、24時間365日追加や引き出しの申込みが可能です。
相場に連動して日々増減する運用ポイントは、Vポイントとして引き出してお買い物などに使うことができます。詳細は、公式サイトをご覧ください。
※一部の取引コースは対象となりません。
※SBI証券の取扱商品は、商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等及びリスクは商品毎に異なりますので、詳細につきましては、SBI証券WEBサイトの当該商品等のページ、金融商品取引法等に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。
Vポイントカードで貯めたVポイントは、募金にも使えます。以下のようにさまざまなジャンルの募金先があり、「1ポイント=1円分」として寄付することが可能です。
Vポイント募金のトップページの「現在受付中の募金」から、興味がある募金先を選びましょう。受け付けている期間中であれば、同じ募金先に何度でも寄付が可能です。募金先を見たい方は、こちらを確認してみてください。
Vポイントにはさまざまな使い道があるとわかり、効率的にポイントを貯めたいと考えている方もいるでしょう。Vポイントを貯めたい方は、「Vポイントアッププログラム」を活用するのがおすすめです。
Vポイントアッププログラムは、条件の達成状況に応じて、対象店舗での支払いに対象の三井住友カードを利用した際の、Vポイントの還元率が上がるプログラムです。対象の三井住友カードを利用し、スマホのタッチ決済や家族ポイントの登録などのいくつかの条件を満たせば、通常のポイントを含んだ最大20%のポイント還元を受けられます。
買い物や投資に幅広く使えるVポイントを効率的に貯めるために、Vポイントアッププログラムの詳細をこちらで確認してみましょう。
Vポイントカードを作成したりモバイルVカードを登録すると、対象店舗での買い物やオンラインショッピング、クレジットカード利用などをすればどんどんVポイントを貯められます。貯まったVポイントは、「1ポイント=1円分」として支払いに使えます。さらに、Vポイントは他のポイントへの交換や景品との交換、投資や運用、募金などにも利用可能です。
さまざまな方法で貯めることができ、幅広い使い方ができるVポイントを貯めるために、まずはVポイントカードを作ってみましょう。カードの作り方やVポイントの詳細を知りたい方は、公式サイトをチェックしてみてください。
監修者:新井智美
プロフィール:
コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)のほか、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)をおこなうと同時に、金融メディアへの執筆および監修にも携わっている。現在年間300本以上の執筆及び監修をこなしており、これまでの執筆及び監修実績は2,500本を超える。
資格情報:CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員